Dr.が薦める自立健康のススメ

Vol.2  生命体は説明できない不思議が多い

この連載では、私たちが健康に生きていくために一番大切なことについて田中佳先生に
語っていただいた内容をご紹介していきます。

<田中先生からのメッセージ>
「健康を考えて、本質を追究した結果、医療は病気への対処だけであって、健康になる手段が存在しなかったことに、医療を行いながら気づいてしまいました。ショックでした。故に、ただ病院に通い続けても健康になることはできないのです。まずは生命の神秘に感動して欲しいと思います。神業とも言える身体の仕組みを知り、生きていることの感動を味わえば、自分が持つ潜在能力を信じざるを得なくなるでしょう。」


―前回は、生命が誕生する時、受精卵一つから人体が出来上がる過程には、細胞の役割の中に死がある。生命の誕生は、死を包括しているという驚きのお話しでした。

まず、この体はそもそも凄い!っていう感動を皆さんに共有してもらいたい。
人体は誰が作ったの?って言ったら、神としか言いようがない。
神様という存在が居るか居ないかという話じゃなくて、たった1個の細胞が人体になるっていうのは、
一体どういうことなんだ?!ということを考えると、神技(かみわざ)という表現以外に無いですよ。

―確かに人知を超えてます。

一度作られた生命体には、それを健全に維持しようという力が備わっている。

―一度生まれた生命体は・・・

最高のパフォーマンスを発揮するシステムを持っている。
それが発揮できないと病気が起こる。だからその最高のパフォーマンスを
維持し続けるシステムを「自然治癒力」と表現するしかない。

―そのシステムに、人間が「自然治癒力」って名前を付けました、ということですか?

そう。そして、名付けられる前から、そのシステムは稼働し続けている。
これは人に限った話じゃない。

―というと、動物も?

動物も、植物も。木を切って、別の木をくっつけて、接ぎ木するってどういうこと?って思わない?
人間に例えたら、上半身と下半身で別々の人をくっつけたような状態だよ(笑)

―別人の体がくっついているって考えたら変ですね(笑)

別の木を接ぎ木されても、常に生き続けようとするよね。木だって枯れたくないし。
「枯れてもいいや」っていう木はいない。
常に落ちたタネは、生命の芽吹くチャンスをうかがい続けていて、条件が揃って水が来た時に芽吹く。
根を下ろす。根を張ったら、大きな木になろうというシステムは稼働し続ける。
大木の切り株からも芽が出るじゃない?それって凄くない?常に元に戻ろうとするよね。

―そうですね。成長し続けるっていう方向にどんどん進みますね。

プラナリアは100個に切ったら、100匹できるっていうよね。
本当にそうなんだって。プラナリアは、頭も作れる。全システムを、一片の細胞から再生できる。

―え~!凄い。

そうやって見ていくと、不思議なのはサナギ。青虫が蝶になるっておかしくない?
全然似ても似つかない形をしている別の生き物じゃない?青虫と蝶って。
サナギの中って、ドロドロになってるの知ってる?

―え?ドロドロ?!

青虫が溶ける。液状になる。
それから再構築する。

―えー!!!(声が裏返った)

これは生命科学の中で言われていることで、わかっていることらしい。

―実際に調べられてるんですか?スープみたいな状態になるんですか?

そうそう。
だから、蝶の頭も、スリムな体と体積の大部分を占める羽も、サナギの中で作ってるんだよ。
こうやって改めて言われると、とんでもないと思わない?

―とんでもないですね。

サナギは蝶になるんだってことは知ってるから「当たり前」なんだけど、
でも、実際は騒然とした状態だよね。
だから、青虫は一回死んでるんだよね、もしくは仮死状態だね。

―そいうことですね。そのドロドロのスープ状態って、生命なんですかね?

わからない。
それは受精卵と同じで、「受精卵は生命か?」という話だね。

―あー。なるほど。受精卵は1個の細胞ですもんね。

精子は泳ぐけど、生命なのか?遺伝子は半分しか持ってない半人前だよね。
考えたら、精子も凄い。精子が卵子を目指せるっておかしくない?

―どういう意味ですか?

精子が作られる人体(男性)の中に卵子の情報は無いよね。
それで全く赤の他人(女性)の体に入って、目指す先の卵子を識別できるのはなぜ?誰が教えた?

もし、精子が目的もわからず、ただ泳いでいるだけだったら、
卵子と出会ってもスーっと通過するやつもいるはずだよね。
でも精子は卵子を取り巻くよね。知ってるんだよね、行く先を。

―卵子が精子を引き寄せるために、何かの物質を放出してるんですかね?

じゃあ、その物質を感知するセンサーはどこに付いている?
精子の頭には遺伝子しか入っていないし、頭の先端には卵膜をぶち破るための酵素が付いているだけ。

―んー、どうなってるんでしょうか。

こうやって考えていくと、説明がつかないことしかないんだよね。
目に見えるもの見ていても、その後ろにある目に見えない仕組みがないと、説明することができない。
 
(次回へつづく)
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